実行委員長 所信

第43回 四国中央紙まつり
「繋ぎ」の柄でテーマ・鎖を表現

 はじめに

 

 令和元年、新たな時代の到来と共に「第42回四国中央紙まつり」は『繋ぐ』をテーマに、天候にも恵まれ盛大に開催することが出来ました。そして迎えた令和2年、3月中旬まで第43回の開催に向けて準備を進めておりました。ところがその3月下旬急転直下の展開で、ここ四国中央市でも未曾有の世界危機世界恐慌をも危惧されるような今の時代となってしまいました。

 

そんな新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、第43回紙まつりは延期をさせて頂き一年間の猶予を頂きました。しかしながら令和34月現在、未だ感染症拡大に対して世間は右往左往しております。

 

この一年、様々なことに心を揺さぶられたと思いますが、今まで気づくことのなかった『日常の有難さ・大切さ』が誰もが皆共通して身にしみて感じられたのではないでしょうか。これに同じくして、これまで「紙まつり」が42年間順調に続けて来られたことに対しても、今改めて感謝を伝えたいと思います。そしてまた前回からのテーマでもある「新たな時代・世代へ 繋ぐ」もまだまだ先が長く、引き続き大きな課題となっております。

この様な状況の中ではありますが、令和3年の「第43回紙まつり」はやむなく規模縮小にはなりますが、『感謝…そして、負けない・繋ぐ』を掲げ、錆びつかないように潤滑油を差しながら皆さんの協力の下、状況に合わせてオンライン等の出来ることを模索しながらも(今流行りの「SDGs」ではありませんが)持続可能な体制づくりを目指し、そして誰もがやって良かったと思える様な 楽しく・学べる「紙まつり」に向けて、今年こそは一歩でも前へ進みたいと思います。

 

テーマ:日常に… 感謝

 

 

基本方針:

>>> 日日是好日 ~ 今、出来ることから一歩ずつ <<<

今まで繋いで頂いた先人・先輩たちへの感謝を改めて感じると共に、毎年絶えることなく開催出来た幸せ…初めて日常の有難さに気付かされた今、関わるメンバー皆が擦れ合い、皆さんの力を集結し、ひとり一人が成長でき、やってよかったと思えるような…小さくてもそんな輝く43個目の鎖の輪を今年こそは繋ぎましょう。

 

 令和 3年3月

 第43回 四国中央紙まつり実行委員長

高原 茂


かみえもん
かみえもん