第45回実行委員長 所信


 

はじめに

 昨年、新型コロナウイルス感染拡大が広がる最中、幾度にも重なる困難に対して実行委員を中心に出演者、市民の協力を得ることで、第44回紙まつりが何とか成功をおさめられましたこと、ここに御礼申し上げます。

 メインイベントの紙おどりの規模縮小や食いしんぼ横丁の自粛といった状況はありましたが、新たなる参画メンバーに恵まれ、例年よりも多くの充実したイベントを行うことができました。当日の人々の顔を拝見したところ、多くの笑顔が見え、この祭りを心待ちにし、楽しんでいただけたのではないかと感じます。

 先ず第45回紙まつりは、例年規模の開催を実現させることを第一条件として準備、運営していきます。その中で、紙まつりのイベント運営に興味のある人材を積極的に登用していくこと、新しいアイデアを実現できるようお互い協力し合うことを通して横のつながりも大事にしていくことを目指します。

 世代継承とは、若い世代が突っ走っていく姿を認めつつ旧世代が眺めて批判するということではなく、本当の意味で各世代が良い所、悪い所の意見をぶつけ合い、新たな運営をしていくことと思います。

紙まつりがこらからの時代も引き継がれ、発展していく礎に少しでも役に立てればという信念で進んでいきます。

 

 

 テーマ:新たな人材に運営を引き継ぐ…世代継承

基本方針:新たなアイデア、ニーズを生み出せる若手の育成

先人達の努力により紙産業を発展させ、成長してきた四国中央市、これからの時代を背負って立つ若者たちが新たに造り上げていく紙まつり…良いものは承継し、新たなアイデアを着実に実現していける魅力ある紙まつりを皆さんと共に成功させましょう。

 

令和 5年4月

 第45回 四国中央紙まつり実行委員長

尾藤 淳


かみえもん
かみえもん