「紙おどり」 唄


1. 

姫が 姫が獄から 瀬戸内見れば

海は昼寝か ゆたゆたと ゆたゆたと

ゆたゆたと 海は昼寝か エーゆたゆたと

伊予の川之江紙どころ 紙はよいよい福の神こうぞみつまた 花が咲く

ほんじゃきんどほんじゃきんど踊らんかホイホイ

2.

手漉き 手漉き障子に 心を込めて

漉けば人情も 細やかに 細やかに

細やかに 漉けば人情も エー細やかに

 

※(以下唄ばやし略)

3.

平家 平家一門 隠した霧が

今も立ちます 切山に 切山に

切山に 今も立ちます エー切山に

 

※(以下唄ばやし略)


4.

天の 天の恵みじゃ 金生川よ

紙のよしあし 水次第 水次第

水次第 紙のよしあし エー水次第

 

※(以下唄ばやし略)

5.

土佐の 土佐の高知で かんざし買うた

いとし坊さんの ねむるとこ ねむるとこ

ねむるとこ いとし坊さんの エーねむるとこ

 

※(以下唄ばやし略)

6.

鶴と 鶴と亀との 水引細工

わしとおまえの 縁結び 縁結び

縁結び わしとおまえの エー縁結び

 

※(以下唄ばやし略)


7.

青葉 青葉がくれに ちらちら見えて

行くは遍路か 鈴が鳴る 鈴が鳴る

鈴が鳴る 行くは遍路か エー鈴が鳴る

 

※(以下唄ばやし略)

8.

老いも 老いも若きも 一つになって

踊り明そうよ 紙おどり 紙おどり

紙おどり 踊り明そうよ エー紙おどり

 

※(以下唄ばやし略)

9.

余木崎を 余木崎を廻れば ここから伊予路

港川之江 灯が見える 灯が見える

灯が見える 港川之江 エー灯が見える

 

※(以下唄ばやし略)


10.

遠い 遠い噺よ 大和の恋を

ここに埋めた 方がある 方がある

方がある ここに埋めた エー方がある

 

※(以下唄ばやし略)

11.

どちら どちら向こうか 東か西か

なびく心の 向山 向山

向山 なびく心の エー向山

 

※(以下唄ばやし略)

12.

椿 椿堂から 椿のたより

脚を延ばせば 阿波ざかい 阿波ざかい

阿波ざかい 脚を延ばせば エー阿波ざかい

 

※(以下唄ばやし略)